八戸市が新美術館中期運営計画

八戸市は21日、市中心街に建設中で2021年夏の完成を目指す新美術館の中期運営計画(20~23年度)の概要を明らかにした。複数の企画を組み合わせることで企画内容だけではなく、構成そのものが面白いと感じられるよう工夫。市民が美術館スタッフやア.....
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 八戸市は21日、市中心街に建設中で2021年夏の完成を目指す新美術館の中期運営計画(20~23年度)の概要を明らかにした。複数の企画を組み合わせることで企画内容だけではなく、構成そのものが面白いと感じられるよう工夫。市民が美術館スタッフやアーティストと一緒に学び、美を探求できる空間作りを目指す―としている。[br] 同日の市議会総務協議会で市側が報告した。[br] 「『アートの学び』を提供する八戸ならではの美術館」をキーワードに、▽アートを通した学びの拠点▽新しい活動や価値が生まれる土壌▽クリエーティブ人材が集まる環境―の醸成を大きな柱に据えた。[br] 新美術館の機能や特徴を発信するため、21年度のグランドオープンを「ファーストインパクト」とし、22年度を「セカンドインパクト」、23年度は「サードインパクト」と位置付けて開館から3カ年でさまざまな事業を展開。美術館活動に関わる市民を「アートファーマー」と名付け、市民が主体的に美術館運営に関わる仕組みを取り入れる。[br] 財政面については、維持管理計画を別に策定し、収支バランスの向上を図るとした。