【新型コロナ】マスク1100枚手作り 村保健福祉センター温泉利用者/東通

マスクを作る温泉利用者
マスクを作る温泉利用者
全国的にマスクの品薄が続く中、東通村保健福祉センター・野花菖蒲(しょうぶ)の里の温泉利用者が12日までに、マスク1100枚を手作りして村内の小中学校や医療機関などに寄贈した。 同センターでは、例年であれば花壇の手入れなど、村社会福祉協議会の.....
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 全国的にマスクの品薄が続く中、東通村保健福祉センター・野花菖蒲(しょうぶ)の里の温泉利用者が12日までに、マスク1100枚を手作りして村内の小中学校や医療機関などに寄贈した。[br] 同センターでは、例年であれば花壇の手入れなど、村社会福祉協議会のサロン活動が行われているが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため自粛中。こうした中、サロン活動に参加していた温泉利用者から「何かできないか」と提案を受け、ボランティアでマスク製作に着手することになった。[br] 生地はさらしで、鼻部分のワイヤは園芸用のビニールタイ、耳に掛けるゴムひもはストッキングで代用した。[br] 製作は3月30日に始まった。温泉利用で訪れた高齢者を中心に一日当たり約10人が参加。「入浴前のひと作業」として、同センターの福祉工房で生地の裁断、成形、ミシンでの仕上げ縫いなどを手分けして行った。[br] ゴムひも作りを手伝った同村古野牛川地区の村田サツさん(86)は、「丹精込めて作った。大切に使ってほしい」と話していた。マスクを作る温泉利用者