災害時の給水協定締結 五戸町と県南環境保全センター

災害時の給水に関する協定を締結した(左から)佐藤正樹代表、若宮佳一町長、大沢博団長
災害時の給水に関する協定を締結した(左から)佐藤正樹代表、若宮佳一町長、大沢博団長
五戸町と県南環境保全センター(十和田市、佐藤正樹代表)は24日、「災害時における飲料水等の供給に関する協定」を締結した。有事に町が給水要請すると、同社が避難所や火災現場に、給水車で飲料水や消防用水を運搬する。 町役場での協定書交換式には、若.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 五戸町と県南環境保全センター(十和田市、佐藤正樹代表)は24日、「災害時における飲料水等の供給に関する協定」を締結した。有事に町が給水要請すると、同社が避難所や火災現場に、給水車で飲料水や消防用水を運搬する。[br] 町役場での協定書交換式には、若宮佳一町長と佐藤代表、町消防団の大沢博団長らが出席した。同社によると、給水車1台で水4~7トンを運ぶことができるという。[br] 交換式で若宮町長は「いつ災害が起こるか分からない。町内では水利が不安定な場所もたくさんあるので、大変心強い」と、協力体制の構築を喜んだ。[br] 同社は他の2社とともに、十和田地域広域事務組合と、大規模火災時に消火用水を供給する協定を締結している。4年前には市内で発生した畜産施設の火災に出動し、鎮圧に貢献した実績がある。[br] 佐藤代表は「五戸では過去には大規模な山林火災があった。給水が住民の安全、安心の一助になれば」と話していた。災害時の給水に関する協定を締結した(左から)佐藤正樹代表、若宮佳一町長、大沢博団長