【新型コロナ】マスク備蓄3万7500枚 妊婦らへの配布始まる/むつ市

マスクが入った紙袋を受け取る市民(左)=13日、むつ市役所
マスクが入った紙袋を受け取る市民(左)=13日、むつ市役所
新型コロナウイルスの国内の感染拡大でマスクが不足している問題で、むつ市の宮下宗一郎市長は13日、市が備蓄しているマスクの在庫が、これまで市民らに配った分を除き、同日現在で約3万7500枚あることを明らかにした。今後も市として在庫確保に努める.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 新型コロナウイルスの国内の感染拡大でマスクが不足している問題で、むつ市の宮下宗一郎市長は13日、市が備蓄しているマスクの在庫が、これまで市民らに配った分を除き、同日現在で約3万7500枚あることを明らかにした。今後も市として在庫確保に努める一方、問題が長期化した場合は必要に応じ、対象者を拡大して配布する方針を示した。[br] 同日の市議会定例会で報告した。報告によると、市の備蓄マスクは約16万枚あったが、これまでに市内の妊婦や呼吸器の障害者向けに3万7400枚、下北4町村に1万4千枚、むつ総合病院に3万6千枚を配布するなどした。今後予定する保育所施設などの配布分と、当面の市の業務継続に必要な分を除くと、在庫は3万7500枚になるという。[br] このほかに同ウイルスを巡る市の対応として、市内小学校の卒業式は規模を縮小して実施。修了式や教員の離任式は、大規模校は実施しない方向で検討していることも明らかにした。[br] 同日は市内の妊婦らを対象にしたマスク(1箱50個入り)の配布も始まった。23日までの平日、市役所や大畑、川内、脇野沢の各分庁舎で受け取れる。[br] 妊娠している妻の代わりに、市役所にマスクを受け取りに来た30代の男性会社員は「家にあるマスクも少なくなって困っていた。市の対応はありがたい」と話していた。マスクが入った紙袋を受け取る市民(左)=13日、むつ市役所