達増知事が所信表明「人口減少対策を推進」/岩手県議会開会

2020年度当初予算に向けた所信を表明した達増拓也知事=14日、岩手県議会
2020年度当初予算に向けた所信を表明した達増拓也知事=14日、岩手県議会
岩手県議会定例会が14日、開会した。会期を3月24日までの40日間と決めた後、達増拓也知事が2020年度当初予算の編成に当たり、所信を表明。東日本大震災からの復興や昨年10月の台風19号災害の復旧に取り組みつつ、「持続可能な地域社会の構築を.....
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 岩手県議会定例会が14日、開会した。会期を3月24日までの40日間と決めた後、達増拓也知事が2020年度当初予算の編成に当たり、所信を表明。東日本大震災からの復興や昨年10月の台風19号災害の復旧に取り組みつつ、「持続可能な地域社会の構築を目指し、人口減少対策を総合的に進める」と、ふるさと振興の重要性を強調した。[br] 具体的には、人口減少に歯止めをかけるための施策などを示した「第2期岩手県ふるさと振興総合戦略」(20~25年度)を着実に推進し、「岩手の魅力を高めながら、新たな人の流れを生み出す」とした。[br] 県北・沿岸振興に関しては、三陸鉄道や三陸ジオパークを活用した誘客のほか、先端技術を取り入れた日常生活の利便性向上や生産現場の高度化に力を入れる考えを示した。[br] 本会議では、20年度一般会計当初予算案など議案59件を一括上程し、散会した。一般質問は今月25~28日の4日間。2020年度当初予算に向けた所信を表明した達増拓也知事=14日、岩手県議会