【センバツ高校野球】32校の横顔(1)

第93回選抜高校野球大会(19日から13日間・甲子園)に出場する32校を紹介する。 ▽北海(北海道)=10年ぶり13度目 注目はサウスポーのエース木村。昨秋8試合で52回2/3を投げ、防御率0・34、72奪三振をマークした速球派だ。遊撃手の.....
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 第93回選抜高校野球大会(19日から13日間・甲子園)に出場する32校を紹介する。[br][br] ▽北海(北海道)=10年ぶり13度目[br] 注目はサウスポーのエース木村。昨秋8試合で52回2/3を投げ、防御率0・34、72奪三振をマークした速球派だ。遊撃手の宮下は打率5割5分9厘、3本塁打に加え、守備でも無失策と攻守の軸。[br][br] ▽仙台育英(宮城)=2年連続14度目[br] 投手陣は伊藤、松田ら140キロ台の速球を投げる実力者がそろっている。1番浅野を筆頭に走力に優れる選手が多く、昨秋9試合で計39盗塁の機動力を生かして、得点を狙う。[br][br] ▽柴田(宮城)=初出場[br] 右投手の谷木は多彩な変化球を操り、昨秋全11試合に登板した絶対的なエース。チームの3本塁打全てをマークした村上、打率5割3分3厘の沼田の前に走者をためて援護できるかが鍵を握る。[br][br] ▽常総学院(茨城)=5年ぶり10度目[br] つなぐ打撃が持ち味で、下位を打った太田和が打率5割5分をマークするなど穴がなく、どの打順からも得点に結び付ける。投手はともに防御率1点台と安定感のある秋本、大川の二枚看板。[br][br] ▽高崎健康福祉大高崎(群馬)=2年連続5度目[br] 15本塁打は出場校最多。チーム打率は3割8分9厘と強力打線だ。桜井は打率6割3分9厘の好打者。投手陣も高松、野中ら粒ぞろい。継投策で勝ち抜いた。[br][br] ▽専大松戸(千葉)=初出場[br] 昨秋の関東大会4強。堅守とそつのない攻撃が持ち味でエース深沢は制球が良く、岡本は切れのある球で勝負する。打線はつなぎを意識し、遊撃の石井は、3番打者として攻守で引っ張る。[br][br] ▽東海大相模(神奈川)=2年連続12度目[br] 総合力が高い。エース左腕石田は制球力に優れ、昨秋は7試合に登板して防御率1・29と安定感がある。打線は1番大塚が出塁して勢いをもたらし、4番柴田は勝負強さが光る。[br][br] ▽東海大甲府(山梨)=5年ぶり6度目[br] 左腕エースの若山は昨秋、登板6試合で5完投。そのうち2試合で無四死球と制球力がある。打線は俊足の選手が多く、機動力を生かして得点を狙う。どこからでも得点が期待できる。