主力「ふじ」は大玉傾向/青森県産リンゴ

青森県は6日、県産リンゴの肥大状況(1日時点)を発表した。2020年産の主力品種「ふじ」は、目立った日照不足や雨不足は見られなかったため順調に仕上がり、全体的に大玉傾向となった。 調査は県産業技術センターりんご研究所(黒石市)と同研究所県南.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県は6日、県産リンゴの肥大状況(1日時点)を発表した。2020年産の主力品種「ふじ」は、目立った日照不足や雨不足は見られなかったため順調に仕上がり、全体的に大玉傾向となった。[br][br] 調査は県産業技術センターりんご研究所(黒石市)と同研究所県南果樹部(五戸町)、4地域県民局の生育観測ほで実施した。[br][br] 10月中は平年並みの天候を維持し、問題なく玉伸びが進んだ。果実の横径を見ると、黒石市は9・0センチ(平年比1%増)、青森市8・9センチ(3%増)など増加傾向だった。県南地方では、三戸町8・6センチ(増減なし)、五戸町8・7センチ(同)だった。[br][br] 県によると、現在は有袋ふじの収穫は一段落し、無袋の収穫が始まっている。[br][br] 県は▽今月15日までに収穫を終える▽積雪前か消雪後に黒星病の被害落葉を処分する―などを呼び掛けている。県りんご果樹課の三上道彦課長は「良果を収穫して、高価格の販売につなげてほしい」と選果の徹底を求めた。