田名部高定時制の文化活動発表会 生徒結束、力作モザイク絵

生徒一人一人が制作に携わったモザイク絵
生徒一人一人が制作に携わったモザイク絵
青森県立田名部高(今井啓之校長)で15日、定時制課程に通う生徒たちの文化活動発表会が開かれ、全校生徒66人で制作した校舎のモザイク絵がお披露目された。 同校は例年7月に全日制と定時制合同で文化祭を実施していたが、新型コロナウイルス感染防止を.....
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 青森県立田名部高(今井啓之校長)で15日、定時制課程に通う生徒たちの文化活動発表会が開かれ、全校生徒66人で制作した校舎のモザイク絵がお披露目された。[br] 同校は例年7月に全日制と定時制合同で文化祭を実施していたが、新型コロナウイルス感染防止を考慮し、今年は中止に。これを受け、定時制では1カ月ほど前から独自の文化活動を企画。1週間前からは文化活動週間とし、さまざまな準備を進めてきた。[br] モザイク絵は2メートル四方で、校舎と第二体育館の外観を題材にした。縦約25センチ、横約7センチの長方形の用紙203枚を組み合わせて完成させた。用紙は千マスに指定された色を塗ることが求められ、生徒1人最低3枚を担当した。[br] 生徒たちは何を題材にしているか知らされておらず、文化活動発表会の開会式でモザイク絵が初めて披露されると、精巧な仕上がりに驚きを見せていた。[br] ほかにも、1~4年次でそれぞれ作成した花文字や、ちぎり絵などのアート発表が行われた。実際に市民や保護者の来場はなかったが、文化祭の一般公開をイメージし、各年次でくじや的当てダーツ、カジノなどの体験ブースを用意。生徒同士で盛り上がりを見せた。[br] 2年の山本夏向(かなた)さん(18)は「文化活動発表会は初めての試みだった。モザイク絵も良い出来で、良い思い出になった」と語った。生徒一人一人が制作に携わったモザイク絵