東北防衛局、県に事故調査の結果報告/米軍F16模擬弾投下 

米軍による事故原因調査の結果を三村申吾知事に報告する熊谷昌司局長(右)=22日、青森県庁
米軍による事故原因調査の結果を三村申吾知事に報告する熊谷昌司局長(右)=22日、青森県庁
米軍三沢基地所属のF16戦闘機が六ケ所村の民有地に模擬弾を落下させた問題で、東北防衛局は22日、青森県に対し、米軍による事故調査の結果を報告した。三村申吾知事は内容を了承した上で、安全対策の徹底や発見されていない模擬弾の早期回収を米軍に求め.....
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 米軍三沢基地所属のF16戦闘機が六ケ所村の民有地に模擬弾を落下させた問題で、東北防衛局は22日、青森県に対し、米軍による事故調査の結果を報告した。三村申吾知事は内容を了承した上で、安全対策の徹底や発見されていない模擬弾の早期回収を米軍に求めるよう要請した。[br] この日は同局の熊谷昌司局長らが県庁を訪問。冒頭のみ報道陣に公開された。[br] 熊谷局長によると、操縦士のミスに起因した事故原因のほか、米軍から▽模擬弾投下ポイントの再設定▽高度な訓練は米本土で実施▽全操縦士の再教育と事故の教訓を共有する―などの再発防止策が示されたことを説明した。[br] 模擬弾を使った訓練再開の時期は引き続き同基地に情報提供を求め、判明次第、関係市町村に連絡する方針。[br] 説明後、取材に応じた三村知事は「米軍三沢基地の運用は地元の理解が必要。防衛省には米軍機の飛行に際し、安全対策に万全を期すよう改めて強く申し入れるよう要請した」と述べた。米軍による事故原因調査の結果を三村申吾知事に報告する熊谷昌司局長(右)=22日、青森県庁