三沢空港利用者29万7千人 過去10年で最多/19年度

青森県は22日、三沢、青森両空港の2019年度利用状況を発表した。三沢の利用者数は29万7372人(前年度比8297人増)で、過去10年で最多を記録。青森は国際線で新型コロナウイルスの影響を受け、119万5470人(1万4872人減)だった.....
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 青森県は22日、三沢、青森両空港の2019年度利用状況を発表した。三沢の利用者数は29万7372人(前年度比8297人増)で、過去10年で最多を記録。青森は国際線で新型コロナウイルスの影響を受け、119万5470人(1万4872人減)だったものの、100万人を突破し、両空港とも好調だった。[br] 就航している定期路線は三沢が国内3路線で、青森は国内5路線と国際2路線。[br] 利用者数を路線ごとに見ると、三沢は、東京(羽田)線23万5795人(7061人増)、札幌(丘珠)線1万9240人(542人増)、大阪(伊丹)線4万2337人(694人増)といずれも前年を上回った。[br] 県交通政策課は「就航地でのPRや、2次交通の紹介などの継続が実を結んだ。首都圏からの移動需要の増加をしっかり取り込めた結果」と好調の理由を分析する。[br] 青森の国内線は東京線57万7753人(1万199人減)、札幌(新千歳)線16万1740人(1198人増)、大阪線26万400人(4303人増)、名古屋(県営名古屋)線12万9213人(1万388人増)で、名古屋線は11年の就航以来最多を記録。3月29日就航の神戸線は212人だった。[br] 国際線はソウル線2万7583人(1万3986人減)、昨年7月17日就航の台北線は3万3508人が利用した。チャーター便は国内が3106人(1444人増)、国際は1955人(1万455人減)。新型ウイルスの感染拡大で国際線は2月下旬以降、利用者が急減したほか、ソウル線では日韓関係の悪化も響いた。