航空機部品落下事案を公表 19年度下半期発生分/空自三沢

航空自衛隊三沢基地は10日、2019年度下半期(19年10月~20年3月)に発生した航空機の部品落下事案を公表した。20年3月、同基地のF2戦闘機1機から、機体の火災を検知するワイヤ状のセンサーを保持する部品の留め金具1点がなくなった。落下.....
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 航空自衛隊三沢基地は10日、2019年度下半期(19年10月~20年3月)に発生した航空機の部品落下事案を公表した。20年3月、同基地のF2戦闘機1機から、機体の火災を検知するワイヤ状のセンサーを保持する部品の留め金具1点がなくなった。落下に伴う住民被害の報告はない。[br] 同基地の第3航空団司令部渉外室によると、なくなったのはエンジン周辺に取り付けられている、ステンレス製のちょうつがい状の部品で、重さ約0・7グラム。3月12日、百里基地(茨城県)で機体の点検中、紛失が判明した。[br] 三沢、百里両基地内を捜索したが見つからなかったため、両基地間を飛行中に落としたとみられる。[br] 青森県は10日、公表を受け、久保田隆裕第3航空団司令兼三沢基地司令に対し、再発防止に万全の措置を講じるよう口頭要請した。