使用前検査後に安全協定/むつ市議会一般質問

むつ市議会定例会は2日、一般質問を続行し、5議員が登壇した。同市の使用済み核燃料中間貯蔵施設操業を巡る安全協定の締結時期について、市側は国の使用前検査完了後、燃料を保管する金属容器・キャスクが搬入されるまでの間に、青森県や事業者のリサイクル.....
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 むつ市議会定例会は2日、一般質問を続行し、5議員が登壇した。同市の使用済み核燃料中間貯蔵施設操業を巡る安全協定の締結時期について、市側は国の使用前検査完了後、燃料を保管する金属容器・キャスクが搬入されるまでの間に、青森県や事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)と協議しながら締結することになる―との認識を示した。[br] 協定内容は、住民の安全確保や環境保全に関するものを想定しており、村田尚総務部長は「詳細は県と検討していく」としている。[br] また、緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)設置基準が昨年8月の内閣府令改定で貯蔵事業者も対象になったことや、2017年3月の県地域防災計画(原子力災害対策編)の修正を受け、市も地域防災計画(原子力編)の修正作業を進めていることを明かし、「20年度中には計画を策定したい」と説明した。[br] 同施設の建設場所については「事業主体となる県において、場所や時期の検討を進めているとうかがっている」と述べた。