埋蔵文化財調査で稼働9カ月延期/久慈地区汚泥再処理センター

久慈広域連合(連合長・遠藤譲一久慈市長)は10日、洋野町中野地区に整備を進めている久慈地区汚泥再生処理センターの稼働開始が当初予定より9カ月ずれ込み、2022年1月になるとの見通しを示した。理由は埋蔵文化財の調査のため。 同連合議会定例会で.....
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 久慈広域連合(連合長・遠藤譲一久慈市長)は10日、洋野町中野地区に整備を進めている久慈地区汚泥再生処理センターの稼働開始が当初予定より9カ月ずれ込み、2022年1月になるとの見通しを示した。理由は埋蔵文化財の調査のため。[br] 同連合議会定例会で説明した。予定地で見つかった埋蔵文化財の調査に6カ月、埋め戻しに1カ月を要したほか、冬季の工事になる影響を見込んだ。工期は21年12月までとなる。[br] 今後の工程は今年5月までに造成工事を終え、来年8月まで建物や処理設備の工事を進める予定。その後、同年末までの試運転調整を経て稼働となる。[br] 同センターの整備と運営を巡っては、同連合が施設建設費と40年度までの運営・維持管理費として、計103億3千万円を上限とする債務負担行為を設定している。