サクラマス水揚げ本格化/八戸

八戸港に水揚げされたサクラマス=1日、八戸市第2魚市場
八戸港に水揚げされたサクラマス=1日、八戸市第2魚市場
春の風物詩として漁業関係者に親しまれているサクラマスの水揚げが本格化している。1日は八戸沖で定置網漁に従事した小型船4隻が計168匹、474キロを上場した。首都圏や関西方面のほか、地元の小売店、居酒屋などにも流通する見込みだ。 今季は定置網.....
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 春の風物詩として漁業関係者に親しまれているサクラマスの水揚げが本格化している。1日は八戸沖で定置網漁に従事した小型船4隻が計168匹、474キロを上場した。首都圏や関西方面のほか、地元の小売店、居酒屋などにも流通する見込みだ。[br][br] 今季は定置網漁がスタートした先月17日に初めて水揚げされ、その後も徐々に上向いている。市場関係者によると、漁模様はほぼ例年並みという。[br][br] 競りの結果、1キロ当たり1600~400円で販売。コロナ禍に伴う需要減などの影響で伸び悩み、最も多く取引された金額である中値は700円だった。[br][br] ある仲買人は「スーパーなどで年中出回っている脂の強いサーモン系に最近は押され気味」と説明しつつ、「昔ながらのさっぱりした旬のおいしさがある。ものもいい」と話していた。 サクラマスの水揚げは6月ごろまで続くとみられる。八戸港に水揚げされたサクラマス=1日、八戸市第2魚市場