【新型コロナ】ワクチン接種順位の弾力的対応を／青森県市長会などが県に要望

2021年4月30日 15:02

新型コロナウイルス対策の強化を三村申吾知事（中央）に要望した、小野寺晃彦青森市長（右）と浜谷豊美階上町長＝３０日、県庁

青森県市長会（会長・小野寺晃彦青森市長）と県町村会（会長・浜谷豊美階上町長）は３０日、障害者施設職員に対する新型コロナウイルスワクチンの優先接種など、新型コロナ対策の強化を県に要望した。　両会長が県庁に三村知事を訪ね、要望書を提出した。要望.....

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　青森県市長会（会長・小野寺晃彦青森市長）と県町村会（会長・浜谷豊美階上町長）は３０日、障害者施設職員に対する新型コロナウイルスワクチンの優先接種など、新型コロナ対策の強化を県に要望した。[br][br]　両会長が県庁に三村知事を訪ね、要望書を提出した。要望内容は▽ワクチン供給量や配分日程の速やかな情報提供▽宿泊療養施設の拡充▽県独自の事業者支援対策▽ワクチン接種順位の弾力的対応―の４項目。[br][br]　厚労省が示すワクチンの接種順位は、医療従事者、６５歳以上の高齢者、基礎疾患がある人や高齢者施設等の従事者、そのほかの県民の順となっている。[br][br]　浜谷会長は、県内の障害者施設や保育施設でクラスター（感染者集団）が相次いだことを踏まえ、「地域の実情に応じたワクチン接種の仕組みづくりをお願いしたい」と強調。「感染拡大を防ぐため、知事からより強いメッセージを発信して」と訴えた。[br][br]　この日は知的障害者やその保護者でつくる、県手をつなぐ育成会（阿部弘子理事長）と県知的障害者福祉協会（中村伸二会長）も、障害者施設職員に対する早期のワクチン接種などを県に要望した。新型コロナウイルス対策の強化を三村申吾知事（中央）に要望した、小野寺晃彦青森市長（右）と浜谷豊美階上町長＝３０日、県庁