県内初、町がコワーキング場 移住促進やコラボに期待/三戸

三戸町がアップルドーム2階に開設する「コワーキングスペースSANNOHE」=26日、同町
三戸町がアップルドーム2階に開設する「コワーキングスペースSANNOHE」=26日、同町
三戸町は同町のアップルドーム2階に共有の作業場「コワーキングスペースSANNOHE」を開設し、29日から運営を始める。自治体主体のコワーキングスペースの開設は県内初で、コロナ禍で需要が高まるリモートワークへの対応や移住、定住の促進を狙う。町.....
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 三戸町は同町のアップルドーム2階に共有の作業場「コワーキングスペースSANNOHE」を開設し、29日から運営を始める。自治体主体のコワーキングスペースの開設は県内初で、コロナ禍で需要が高まるリモートワークへの対応や移住、定住の促進を狙う。町は「町内外の人に利用してもらい、新たなコラボレーションが生まれる場になれば」としている。[br][br] コワーキングスペースは、事務所や会議室のようなスペースを希望者が一緒に利用し、それぞれ自分の仕事を行う場所。個人や会社が新たに事務所を構えるよりコストを抑えられ、利用者同士の交流が生まれる効果もある。[br][br] 町は場所や時間にとらわれない働き方である「テレワーク」に着目し、2016年度からお試しサテライトオフィスの整備などを進めてきた。今回の事業は、コロナ禍や地方回帰志向の高まりなどに対応する方策として企画した。[br][br] 同スペースの面積は約110平方メートル。共有スペース(21席)、ミーティングルーム(6席)、1席の個室2部屋があり、電源やWi―Fiを利用できる。[br][br] 26日は関係者を招いた内覧会が開かれた。松尾和彦町長は取材に「これまでのテレワーク事業は主に町外の人が対象だったが、今回は町民も利用できる。新しい働き方や産業が生まれる場所になれば」と述べた。[br][br] 開設時間は午前9時~午後8時半。オープンスペースの一般利用料金は1時間200円、1日800円、1カ月8千円。9月30日まで利用促進のため無料開放する。問い合わせは町まちづくり推進課=電話0179(20)1117=へ。三戸町がアップルドーム2階に開設する「コワーキングスペースSANNOHE」=26日、同町