Bリーグ、2季ぶりの完遂目指す 正念場のCSへ気持ち引き締め

 川崎戦でドリブル突破する千葉の富樫(2)=17日、川崎市とどろきアリーナ((c)B.LEAGUE)
 川崎戦でドリブル突破する千葉の富樫(2)=17日、川崎市とどろきアリーナ((c)B.LEAGUE)
バスケットボール男子Bリーグが新型コロナウイルスの影響を受けながら、2季ぶりの完遂を目指している。試合の中止が相次いだ中、プレーオフのチャンピオンシップ(CS)に一番乗りした宇都宮の比江島慎は「CSに向け、もう一度全員で気を付けてコロナ対策.....
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 バスケットボール男子Bリーグが新型コロナウイルスの影響を受けながら、2季ぶりの完遂を目指している。試合の中止が相次いだ中、プレーオフのチャンピオンシップ(CS)に一番乗りした宇都宮の比江島慎は「CSに向け、もう一度全員で気を付けてコロナ対策をしていく」と話した。[br][br] 14日時点で1部(B1)2部(B2)計77試合が中止。44試合は代替試合を組めたが、33試合が消滅した。B1昇格を懸けたB2プレーオフが5月上旬、CSも同中旬に始まるためだ。目標に掲げていた全試合開催はならず、リーグはホーム開催試合がなくなったクラブに1試合につき一定額を補償する方針だ。[br][br] 正念場はトーナメント形式で行われるB2プレーオフやCSだ。感染者が出て試合のエントリー条件を満たせないチームは不戦敗となり、今季が終わる。仮にCSで準決勝を勝ち抜いた2チームの一方が不戦敗となった場合は、リーグ覇者を決める決勝がなくなる。[br][br] 選手らは、より徹底した対策が必要だと感じている。現在B1最高勝率の宇都宮の安斎竜三監督はCSを見据え「家でもマスクをしないといけないかもしれない」と語る。千葉は感染者が出て約3週間試合をできず、今後は過密日程となる。エース富樫勇樹は「プレーオフのルールを聞いて、さらに気を引き締めないといけない。体力面にも気を付けていく」と慎重な口ぶりだった。 川崎戦でドリブル突破する千葉の富樫(2)=17日、川崎市とどろきアリーナ((c)B.LEAGUE)