ワクチン初の共同接種へ/兵庫と鳥取、県境またぎ

鳥取県の平井伸治知事は15日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種を兵庫県と共同で実施することで井戸敏三知事と合意したと明らかにした。県境をまたいで接種できるよう国に要望していたが、回答がなかったため両県で協議して決めたとしている。.....
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 鳥取県の平井伸治知事は15日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種を兵庫県と共同で実施することで井戸敏三知事と合意したと明らかにした。県境をまたいで接種できるよう国に要望していたが、回答がなかったため両県で協議して決めたとしている。[br][br] 鳥取県によると、県境をまたいだ共同接種は「全国初」という。鳥取市によると、共同接種は5月末にも始まる見通し。[br][br] 兵庫県の香美町、新温泉町と、鳥取県の鳥取市や岩美町など両県の1市6町で共同接種。鳥取県によると、経済圏や生活圏がおおむね重なっている上、兵庫県側には鳥取県側の医療機関を受診している住民がいるためという。[br][br] 予約システムなどは既存の体制を活用し、当面は両県にそれぞれ配布されたワクチンを使用する方針。県境をまたいだ接種分については改めて両県に補塡(ほてん)するよう国に要望する。