「さいエナジー」が営業開始 役場庁舎などに電力供給/佐井

会見した竹内典和代表取締役(中央)と富岡敏夫代表(左)、樋口秀視村長=1日、佐井村役場
会見した竹内典和代表取締役(中央)と富岡敏夫代表(左)、樋口秀視村長=1日、佐井村役場
佐井村と地域新電力会社「青森県民エナジー」(八戸市、富岡敏夫代表)が共同で設立した、県内初の自治体新電力「さいエナジー」が1日、村内の公共施設への電力供給を開始した。 さいエナジーは電気などのエネルギー販売や創エネルギー事業のほか、村の地域.....
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 佐井村と地域新電力会社「青森県民エナジー」(八戸市、富岡敏夫代表)が共同で設立した、県内初の自治体新電力「さいエナジー」が1日、村内の公共施設への電力供給を開始した。[br][br] さいエナジーは電気などのエネルギー販売や創エネルギー事業のほか、村の地域振興に関する事業を目的に設立。資本金は100万円で、青森県民エナジーが6割、村が4割を出資した。代表取締役には村議で竹内自動車工業代表取締役の竹内典和氏が就き、本店を同社内に置く。[br][br] 同日から電力供給を受けたのは、村役場庁舎や村立佐井小、佐井中など7施設。このほか12施設で順次新電力へ切り替えられる。電力は青森県民エナジーの関連会社「ファーマーズエナジー青森」(十和田市)の太陽光発電施設などから買い取り、販売される。[br][br] この日は村役場で設立記者発表が行われた。竹内氏は「十分に採算が見込める事業。村民のために少しでもお役に立てれば」と話した。富岡代表は「まず供給が開始されほっとした。ゆくゆくは太陽光や小水力発電などを村内で展開できれば」と展望を語った。会見した竹内典和代表取締役(中央)と富岡敏夫代表(左)、樋口秀視村長=1日、佐井村役場