臨床研修医79人採用 前年度から7人減/青森県内

青森県内の13指定病院で、新たに臨床研修を始める研修医が本年度は79人になることが1日、県のまとめで分かった。過去2番目に多かった前年度を7人下回った。16~20年度の平均は81人で、県医療薬務課は「過去5年間と同程度の水準を維持している」.....
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 青森県内の13指定病院で、新たに臨床研修を始める研修医が本年度は79人になることが1日、県のまとめで分かった。過去2番目に多かった前年度を7人下回った。16~20年度の平均は81人で、県医療薬務課は「過去5年間と同程度の水準を維持している」とみている。[br][br] 病院別では、八戸市民病院の19人(前年度比2人増)が最多。県南地方では、八戸赤十字病院5人(2人減)、青森労災病院3人(2人増)、十和田市立中央病院6人(2人増)、むつ総合病院4人(3人減)。三沢病院は前年度と同じく1人だった。定員を満たしたのは八戸市民病院、十和田市立中央病院、県立中央病院の3病院。[br][br] 出身別にみると、県内40人(15人減)、県外39人(8人増)。出身大学は弘前大が57人で全体の7割を占めた。[br][br] 本年度は事前に行われた医学部学生と研修先の病院を組み合わせる「マッチング」での内定者数を、採用者数が上回った。16年度以来5年ぶりとなる。[br][br] 同課は「詳しい背景は分からない」としながらも、マッチングに参加していない学生の内定が多かったことなどを理由に挙げた。