15年ぶり赤字決算に 主力ホタテ、減産とコロナの価格安響く/横浜町漁協

横浜町漁協(二木春美組合長)は26日、同組合事務所で総会を開き、2020年事業報告や21年事業計画など9議案を原案通り承認した。20年は主力の養殖ホタテガイの減産や新型コロナウイルスの影響による魚価低迷が響き、15年ぶりの赤字決算となった。.....
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 横浜町漁協(二木春美組合長)は26日、同組合事務所で総会を開き、2020年事業報告や21年事業計画など9議案を原案通り承認した。20年は主力の養殖ホタテガイの減産や新型コロナウイルスの影響による魚価低迷が響き、15年ぶりの赤字決算となった。[br][br] 事業報告書によると、主力のホタテは海水温上昇などの影響でへい死した個体が多く、水揚げ量は3446トンと、前年を約2千トンも下回った。消費低迷による単価安も影響し、販売額は前年比9億円減の5億円余りにとどまった。経常利益は2066万円のマイナスで、当期損失金として2129万円を計上した。[br][br] 二木組合長は取材に「20年は厳しかったが、今年は年明けからホタテガイの単価が上がっており、今後に期待したい」と話していた。