豊かな自然活用「教育旅行」誘致へ 十和田・奥入瀬、下北両地域とJTB青森支店

「教育旅行体験プログラム」をPRする関係者=11日、デーリー東北新聞社
「教育旅行体験プログラム」をPRする関係者=11日、デーリー東北新聞社
十和田奥入瀬観光機構と、しもきたTABIあしすとの両DMO(観光地域づくり推進法人)は、旅行会社のJTB青森支店との共同事業で「教育旅行体験プログラム」を開発した。新型コロナウイルス感染拡大で地方への注目が高まる中、特有の自然環境が残る十和.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 十和田奥入瀬観光機構と、しもきたTABIあしすとの両DMO(観光地域づくり推進法人)は、旅行会社のJTB青森支店との共同事業で「教育旅行体験プログラム」を開発した。新型コロナウイルス感染拡大で地方への注目が高まる中、特有の自然環境が残る十和田奥入瀬地域と下北地域が連携し、青森県内外から修学旅行の誘致を図る。[br][br] 両DMOは、昨年から個別に教育旅行の受け入れを模索。同支店が知見を生かしてDMO同士をつなぎ、3者で広域連携による「十和田・下北地域教育旅行誘致協議会」を設立し、プログラム開発を進めてきた。[br][br] 十和田奥入瀬地域では、十和田湖でのカヌー体験や休屋地区を散策する歴史文化体験を企画。国連が掲げる「SDGs」(持続可能な開発目標)の観点を取り入れ、豊かな自然と人の関わりを学ぶ内容とした。[br][br] 下北地域は、むつ市脇野沢沖でのイルカウォッチングや海上自衛隊大湊地方総監部の基地見学を中心に、恐山や仏ケ浦などの自然に触れる学習体験が特徴だ。[br][br] 11日は関係者がデーリー東北新聞社を訪問。十和田奥入瀬観光機構の川村徹・観光地域づくりゼネラルプロデューサーは「これまでとは違う視点で十和田湖に触れることができる」、しもきたTABIあしすとの長内孝太主任は「まだ知られていない下北地域の魅力を発信したい」と話した。[br][br] 教育旅行体験プログラムは、JTBの教育旅行を取り扱う全国約60支店で4月1日から販売を開始する。「教育旅行体験プログラム」をPRする関係者=11日、デーリー東北新聞社