八戸で緑内障セミナー、ライトアップ点灯式/市医師会

緑内障についての知識を深めたセミナー
緑内障についての知識を深めたセミナー
世界緑内障週間(3月7~13日)に合わせて、八戸市医師会(熊谷俊一会長)は7日、市総合保健センターで緑内障セミナーを開き、参加者約50人が緑内障の早期発見や根気強い治療への意識を高めた。 緑内障は眼圧が上昇することで視神経に異常が生じ、視力.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 世界緑内障週間(3月7~13日)に合わせて、八戸市医師会(熊谷俊一会長)は7日、市総合保健センターで緑内障セミナーを開き、参加者約50人が緑内障の早期発見や根気強い治療への意識を高めた。[br][br] 緑内障は眼圧が上昇することで視神経に異常が生じ、視力や視野の障害が引き起こされる病気で、日本では中途失明の原因1位となっている。初期の自覚症状はほとんどなく、早期発見が重要となる。[br][br] 世界緑内障週間は、緑内障の早期発見などを目的に啓発活動を行う期間で、国内では日本緑内障学会が中心となり、公共施設などを緑色にライトアップする「ライトアップinグリーン運動」を展開。市内では市総合保健センターなどで行っている。[br][br] この日は、同市の馬場町眼科クリニックの髙橋奈美子院長が講演。髙橋院長は「緑内障による視野や視力の障害は回復できないが、進行を防ぐことはできる」と説明。早期発見に向けて40歳以上の人は定期的に検診することや、治療を始めた場合は自己判断で中断せず、根気強く治療を続けることの大切さを訴えた。[br][br] 講演後にはライトアップ点灯式が行われ、来場者が緑色の光に包まれた同センターを写真に収めるなどした。緑色のライトアップは13日まで行われる。緑内障についての知識を深めたセミナー