八戸滞在のトップ選手意気込み 3月の長根ファイナル出場

リモート取材に応じる高木菜那
リモート取材に応じる高木菜那
スピードスケートの今季最後の大会となる長根ファイナル競技会(3月6、7日・YSアリーナ八戸)に参戦するため、八戸で調整している国内トップクラスの選手たちが25、26日、本紙などのリモート取材に応じ、競技会への意気込みや、供用開始2年目となる.....
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 スピードスケートの今季最後の大会となる長根ファイナル競技会(3月6、7日・YSアリーナ八戸)に参戦するため、八戸で調整している国内トップクラスの選手たちが25、26日、本紙などのリモート取材に応じ、競技会への意気込みや、供用開始2年目となるYSアリーナの印象などについて語った。[br][br] インタビューに応じたのは、女子が2018年平昌冬季五輪金メダリストの高木菜那(日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(ANA)、五輪2大会出場の押切美沙紀(富士急行)。男子が、500メートルの日本記録保持者・新濱立也(高崎健康福祉大職)、同種目の国内最高記録保持者・村上右磨(高堂建設)、五輪2大会出場のウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)。[br][br] YSアリーナ八戸の印象について、佐藤は「(19年の)全日本距離別選手権のときは、重くて粘っこく、ブレードにまとわりつく感じだったが、今は滑りやすくなった」と話すなど、多くの選手が氷質の改善を実感。村上は「照明が明るく、(19年)の全日本距離別選手権では大会中に音楽を流すなど、海外のリンクのような盛り上げ方を期待できる」など、今後の世界大会誘致に向けた期待感も聞かれた。[br][br] 八戸の印象について、ウイリアムソンは「全日本距離別選手権優勝など、いい思い出が多い。来るたびにわくわくする」というエピソードも。押切は「魚介がおいしい。今はコロナで行けないが、いずれ八食センターに行ってみたい」と、街への興味も聞かれた。[br][br] 長根ファイナル競技会は有観客での開催が見込まれる。新濱は「日本のトップが集結する、全日本級の大会になる。全力で臨む」、高木は「八戸のみなさんがもう一度見に来たいと思える、迫力あるレースをみんなでやりたい」と意気込んでいた。 リモート取材に応じる高木菜那