数量845トン、金額2億4091万円/八戸港1月水揚げ

八戸市水産事務所が12日まとめた1月の八戸港の水揚げ統計によると、数量845トン(前年同月比33%増)、金額2億4091万円(7%減)だった。1月としては6年ぶりに大中型巻き網船によるサバの水揚げがあり、数量を底上げした。金額は新型コロナウ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市水産事務所が12日まとめた1月の八戸港の水揚げ統計によると、数量845トン(前年同月比33%増)、金額2億4091万円(7%減)だった。1月としては6年ぶりに大中型巻き網船によるサバの水揚げがあり、数量を底上げした。金額は新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減などで低迷が続いている。[br][br] 巻き網船のサバは234トン、3816万円。10キロ当たりの平均単価は1631円だった。[br][br] イカ釣りは全体で数量が前年同月並みの53トン、金額3825万円(12%減)。内訳は小型船による近海の生イカが23トン(10%増)、2296万円(11%増)、中型船の船凍スルメイカは14トン(17%増)、969万円(32%減)。新型コロナの緊急事態宣言などにより、主に大都市圏での需要減が響き、単価が低迷した。中型船の操業は同月中旬まで八戸前沖、下旬以降は日本海に移っており、2月末ごろまで続く見込み。[br][br] 機船底引き網は計370トン(8%減)、9696万円(29%減)。スルメイカが振るわず単価の安いスケトウダラ中心となり、金額も伸び悩んだ。