駅前朝市飲酒運転事故の初公判 検察、懲役1年2月求刑 男起訴内容認める

昨年12月、飲酒運転をして、陸奥湊駅前湊朝市で買い物中の女性に重傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で起訴された、八戸市鮫町下盲久保、とび職の男(23)の初公判が10日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)で開かれ、男.....
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 昨年12月、飲酒運転をして、陸奥湊駅前湊朝市で買い物中の女性に重傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で起訴された、八戸市鮫町下盲久保、とび職の男(23)の初公判が10日、青森地裁八戸支部(小川惠輔裁判官)で開かれ、男は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年2月を求刑し、弁護側が執行猶予判決を求め、即日結審した。判決は18日。[br][br] 検察側は論告で、飲食店4軒で多量の飲酒をし、正常に運転できないと認識しながら、緊急性や必要性のない運転をしたことは極めて悪質だと指摘。弁護側は、欠格期間10年の免許取り消し処分を受けており再犯の恐れはないとして、情状酌量を求めた。[br][br] 起訴状によると、男は昨年12月2日午前4時ごろ、酒に酔った状態で乗用車を運転し、八戸市湊町久保の県道を時速約34キロで走行。対向車線にはみ出し、近くに立っていた女性=当時(76)=にぶつかり路上に転倒させ、全治約6週間の重傷を負わせたとされる。