「かわいい」は日本の特長 ニットの佐藤さん(佐藤繊維代表)トークショー/久慈

ストールの巻き方をアドバイスする佐藤正樹さん(左)
ストールの巻き方をアドバイスする佐藤正樹さん(左)
紡績・ニットメーカー、佐藤繊維(山形県寒河江市)代表の佐藤正樹さんによるトークショーが23日、久慈グランドホテルで開かれ、約40人が生地作りに対するこだわりや、海外とのファッション文化の違いなどに興味深く耳を傾けた。 同社は2009年、オバ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 紡績・ニットメーカー、佐藤繊維(山形県寒河江市)代表の佐藤正樹さんによるトークショーが23日、久慈グランドホテルで開かれ、約40人が生地作りに対するこだわりや、海外とのファッション文化の違いなどに興味深く耳を傾けた。[br][br] 同社は2009年、オバマ米大統領の就任式でミシェル夫人が着たカーディガンの素材の糸を提供したことで注目された。[br][br] 佐藤さんは、羊毛は南米や豪州など生産される地域の気候によってそれぞれ特徴があるとし、「そこまで意識しているのはうちだけ」とこだわりを紹介。[br][br] 海外展開する自社ブランドでは、女性目線のかわいらしさを大事にしているといい、「欧州では男性目線のセクシーさを求める傾向が強く、日本独特の『かわいい』は世界と戦うための特長になる」と強調した。[br][br] その後、同社のニット製品を使ってストールの巻き方や着こなし術をアドバイスした。[br][br] トークショーは同社のブランドを取り扱う久慈市のブティックRIN(三河龍代表)が創業50周年を記念して開催した。ストールの巻き方をアドバイスする佐藤正樹さん(左)