十和田市長選17日告示 現新一騎打ち確定的

任期満了に伴う十和田市長選は17日告示される。無所属で4選を目指す現職の小山田久氏(74)=自民、公明党推薦=と、共産党新人の中野渡旬氏(72)による一騎打ちが確定的で、3期12年の小山田氏の市政運営に対する評価が最大の争点となる。投開票は.....
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 任期満了に伴う十和田市長選は17日告示される。無所属で4選を目指す現職の小山田久氏(74)=自民、公明党推薦=と、共産党新人の中野渡旬氏(72)による一騎打ちが確定的で、3期12年の小山田氏の市政運営に対する評価が最大の争点となる。投開票は24日。[br][br] 選挙戦は小山田氏が現職ら2人を破り、初当選した2009年以来、12年ぶり。ただ、今回は新型コロナウイルスや積雪の影響による外出控えで、投票率の低下も懸念される。[br][br] 小山田氏は「新型コロナによる世の中の変化に対応し、選ばれるまちづくりを進める」と強調。公約の重点に行政のデジタル化の推進や移住・定住促進による人口減少対策などを打ち出す。[br][br] 市議21人中、2大会派の19人が支援市議団を組織。強固な支援体制を構築する一方、陣営はきめ細かな選挙戦を展開する構えだ。[br][br] 中野渡氏は2回連続無投票だった小山田市政に対し、「市民の声が届いているか疑問」と批判。公約には、水道の基本料金値下げや給付型奨学金制度の創出などを掲げる。[br][br] 党上十三地区常任委員で、過去に相模原市で市長選や衆院選に出馬した経験がある。街頭演説を中心に、現職への批判票や無党派層の取り込みを狙う。[br][br] 市長選と同じ日程で、市議補選(欠員1)も行われ、新人1人が出馬の意思を示している。 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は、5万1950人(男2万4629人、女2万7321人)。