山形の豚熱発生受け県が連絡会議 万一の際の対応確認

年末年始の体制を確認した会議=28日、青森県庁
年末年始の体制を確認した会議=28日、青森県庁
青森県は28日、山形県内の養豚場で豚熱(CSF)の発生が確認されたことを受け、県庁で特定家畜伝染病情報連絡会議を開いた。県職員ら約40人が参加し、国内の感染状況や年末年始の情報連絡態勢などを確認した。 特定家畜伝染病は、強い感染力と死亡率の.....
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 青森県は28日、山形県内の養豚場で豚熱(CSF)の発生が確認されたことを受け、県庁で特定家畜伝染病情報連絡会議を開いた。県職員ら約40人が参加し、国内の感染状況や年末年始の情報連絡態勢などを確認した。[br][br] 特定家畜伝染病は、強い感染力と死亡率の高さが特徴で、豚熱や高病原性鳥インフルエンザなど7種類を国が指定。会議は、県の防疫対応マニュアルに基づき臨時開催した。[br][br] 県の報告によると、25日に山形県鶴岡市の養豚場で感染を確認。翌日中に飼育していた全ての飼養豚約1250頭を処分した。[br][br] 会議では年末年始に関し、青森県内または隣県の岩手、秋田両県の家畜施設で豚熱や鳥インフルが発生した場合、同会議を即日開催することなどを確認した。[br][br] 青森県畜産課によると、県内で豚熱の発生はない。同課の豊澤順造課長は取材に「感染のリスクは高い状況にある。飼養衛生管理基準の徹底を生産者に呼び掛けていく」と話した。年末年始の体制を確認した会議=28日、青森県庁