「日本一」の自由の女神30歳に/おいらせ 本物の4分の1サイズ

30周年を迎え、お色直しが行われた自由の女神像
30周年を迎え、お色直しが行われた自由の女神像
おいらせ町のいちょう公園にある「日本一の自由の女神像」が28日、“30歳の誕生日”を迎えた。旧百石町時代に建造され、観光資源として地域に貢献してきた女神像は、今年、塗装工事が行われ“お色直し”を完了。今後もシンボルとして町を見守り続け、町と.....
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おいらせ町のいちょう公園にある「日本一の自由の女神像」が28日、“30歳の誕生日”を迎えた。旧百石町時代に建造され、観光資源として地域に貢献してきた女神像は、今年、塗装工事が行われ“お色直し”を完了。今後もシンボルとして町を見守り続け、町と共に新たな未来に向けて歩み続ける。[br][br] 自由の女神像は、旧町が米国ニューヨークの緯度とほぼ同じことなどから建造することが決まった。財源には、当時の竹下内閣が全国に1億円を交付した「ふるさと創生事業」の一部を活用し、1990年12月28日に完成した。正確な図面を入手できず、写真や資料などを見て建造したため、本物よりも若干ふくよかな像になった。[br][br] 大きさは全高20・8メートル。旧町とニューヨークの緯度が「北緯40度40分」であることから「4」の数字にこだわり、本物の約4分の1サイズにし、当時、全国各地にあった自由の女神像の中で、一番高いことから「日本一」とした。[br][br] 町は今年10月から、女神像の補強工事と本体や台座部分の塗装工事を行い、今月、ほぼ全ての工事が完了した。[br][br] 町商工観光課の久保田優治課長は「お色直しした自由の女神をぜひ見に来て、これを機に町の観光もしてもらえれば。シンボルとしてこれからも愛され続けてほしい」と話す。[br][br] 町は、30周年を記念してフォトコンテストを実施している。インスタグラム「oirase.photocon.2020」をフォローして、町内のお薦めの場所や風景などを撮影し、「#おいらせ町魅力再発見」のタグを付けて投稿。女神像にはこだわらない。[br][br] 写真は選考の上、入賞者10人に、町特産品の詰め合わせをプレゼントする。募集は来年1月24日まで。30周年を迎え、お色直しが行われた自由の女神像