韓国人夫婦覚醒剤密輸 夫に懲役13年、妻に12年など求刑/青森地裁

昨年3月、青森空港でビジネスバッグに覚醒剤約3キロを隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反と関税法違反の罪に問われた、いずれも韓国籍の獣医師男(66)とその妻の無職女(66)の裁判員裁判の論告求刑公判が16日、青森地裁(寺尾亮裁判長)であっ.....
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 昨年3月、青森空港でビジネスバッグに覚醒剤約3キロを隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反と関税法違反の罪に問われた、いずれも韓国籍の獣医師男(66)とその妻の無職女(66)の裁判員裁判の論告求刑公判が16日、青森地裁(寺尾亮裁判長)であった。検察側は被告男に懲役13年と罰金500万円、被告女に懲役12年と罰金400万円を求刑。両被告の弁護側は無罪を主張し結審した。判決は来年1月14日。[br][br] 論告で検察側は「両被告が覚醒剤を含む違法薬物の可能性があると認識していた」と指摘。一方、被告男の弁護人は「氏名不詳者らに巧妙にだまされたため、バッグの中身は化学薬品だと信じ込んでいた」と主張。被告女の弁護人は「夫と氏名不詳者らの計画について全く知らず、覚醒剤密輸の故意はなかった」と訴えた。