イクボスアワード グランプリに大久保さん(ケアプラザ福寿草)/八戸

スタッフ全員で力を合わせて働きやすい職場づくりを目指す大久保友紀子さん(左から2人目)
スタッフ全員で力を合わせて働きやすい職場づくりを目指す大久保友紀子さん(左から2人目)
八戸市の社会福祉法人スプリングのデイサービスセンター「ケアプラザ福寿草」所長の大久保友紀子さんが、厚生労働省主催の「イクボスアワード2020」で最高賞のグランプリを受賞した。仕事と育児の両立支援など働きやすい職場づくりへの取り組みが高く評価.....
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 八戸市の社会福祉法人スプリングのデイサービスセンター「ケアプラザ福寿草」所長の大久保友紀子さんが、厚生労働省主催の「イクボスアワード2020」で最高賞のグランプリを受賞した。仕事と育児の両立支援など働きやすい職場づくりへの取り組みが高く評価されたもので、大久保さんをはじめ施設スタッフらは受賞を喜ぶとともに、さらなる取り組みの推進に向けて思いを強くしている。[br][br] 同法人は、介護職員が仕事に対して希望、感動、可能性を感じられる「新介護3K」の実現を目指し、職員一人一人が「この職場を選んで良かった」と思える職場づくりに取り組んでいる。[br][br] 具体的には、介護機器を積極的に導入してスタッフの身体的な負担を減らす「ノーリフティングケア」を実践。また、ICTを活用して記録業務の負担を軽減したほか、業務内容の見直しによる時間外勤務の圧縮も図っているという。[br][br] 大久保さん自身も母親の介護と仕事を両立させている。大久保さんは、職場のスタッフの理解と支援があるからこそ両立を実現できているといい、「自分の経験を生かしながら、スタッフが退職を選択しなくてもいいように相談できる環境を作りたい」と力を込める。[br][br] 同センターの中谷美由紀施設長は、「これまでの取り組みが評価されたことはとてもうれしい。これからも職員が生き生きと働ける職場づくりを進めたい」と話している。スタッフ全員で力を合わせて働きやすい職場づくりを目指す大久保友紀子さん(左から2人目)