統合する大間中と奥戸中が「互いを知る会」 新生大間中へつなぐ 両校の歴史や学校生活を紹介

大間、奥戸両中の生徒会役員が歴史や学校生活を紹介し合った「互いを知る会」
大間、奥戸両中の生徒会役員が歴史や学校生活を紹介し合った「互いを知る会」
来年度に統合する大間町立大間中と奥戸中の「互いを知る会」が11日、大間中で開かれた。両校の生徒たちがお互いの歴史や学校生活などを紹介し合い、親交を深めた。 奥戸中は1947年4月、大間中の分校として開校し、同年11月に独立を果たした。現在の.....
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 来年度に統合する大間町立大間中と奥戸中の「互いを知る会」が11日、大間中で開かれた。両校の生徒たちがお互いの歴史や学校生活などを紹介し合い、親交を深めた。[br][br] 奥戸中は1947年4月、大間中の分校として開校し、同年11月に独立を果たした。現在の生徒数は23人で、ピーク時の10分の1にまで減少している。[br][br] 同日は、奥戸中生23人と大間中生114人が大間中体育館に集結した。両校の生徒会役員は、それぞれ歴史、学校行事や部活動の特色などを発表。[br][br] 統合される奥戸中は「大間中へ繋(つな)ぐ奥中PRIDE(プライド)」として、▽奥中ソーラン▽一人一人が活躍する場面▽合唱▽全校一丸で一つのことを成し遂げる団結力▽清掃活動―の継承を訴えた。最後は両校の校歌を一緒に歌い心を一つにした。[br][br] 奥戸中3年で生徒会長の笹谷優那さん(14)は後輩に対し、「不安もあると思うが、奥中で積み上げたものを出し切って楽しく学校生活を送ってほしい」とエールを送った。[br][br] 来年度の新生大間中で生徒会長を務める大間中2年傳法絢心(あやね)さん(14)は「自分から奥中の人に話し掛け、助けられる生徒会長になりたい」と決意を新たにしていた。大間、奥戸両中の生徒会役員が歴史や学校生活を紹介し合った「互いを知る会」