コロナで収入減、青森県内スポーツ6団体が県に支援要望

三村申吾知事(右から3人目)に要望書を提出したスポーツチームの代表者=7日、青森県庁
三村申吾知事(右から3人目)に要望書を提出したスポーツチームの代表者=7日、青森県庁
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸など、青森県を拠点に活動するスポーツ6団体は7日、新型コロナウイルスの影響で収入が減少しているとして、県にチーム維持のための支援を要望した。 ほかの5団体は、バスケットボール男子Bリーグ2部の青森ワッツ、アジア.....
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サッカーJ3のヴァンラーレ八戸など、青森県を拠点に活動するスポーツ6団体は7日、新型コロナウイルスの影響で収入が減少しているとして、県にチーム維持のための支援を要望した。[br][br] ほかの5団体は、バスケットボール男子Bリーグ2部の青森ワッツ、アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズ、3人制バスケットボールの八戸ダイム、日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森とサッカー東北社会人リーグ1部のブランデュー弘前。県内のスポーツチームが連名で県に要望するのは初めて。[br][br] 新型コロナの影響でスポーツの試合は入場制限が求められ、チケットやグッズの売り上げが低下。試合の運営を手伝うボランティアスタッフも減少し、経営を直撃している。[br][br] 6チームは要望に当たり、今月に県トップスポーツチーム連絡協議会設立準備会を設置。この日は各チームの代表者約10人が県庁を訪れ、八戸ダイムの北向由樹ゼネラルマネージャーが三村申吾知事に要望書を手渡した。[br][br] 要望の内容は▽県有施設利用の際の使用料減免▽スポーツチーム所属選手の県広報事業への活用▽集客促進キャンペーンの支援▽スポーツボランティア組織の構築―の4項目。[br][br] 懇談の中で、ワッツを運営する青森スポーツクリエイションの下山保則社長は「他県では行政がスポーツチームを手厚く支援している。青森県でもできる限りの支援をお願いしたい」と求めた。三村知事は「スポーツチームの環境は厳しさを増しているという認識を新たにした。他県の取り組みを踏まえながら検討する」と述べた。三村申吾知事(右から3人目)に要望書を提出したスポーツチームの代表者=7日、青森県庁