久慈港にサバ72トン水揚げ 遅れる漁期、巻き返し期待

今季初入港した巻き網船が水揚げしたサバ=7日、久慈港
今季初入港した巻き網船が水揚げしたサバ=7日、久慈港
久慈港で7日、岩手県大船渡沖で操業した巻き網船がサバ72トンを水揚げした。巻き網船によるサバのまとまった水揚げは今季初で、昨年より約2週間遅い。関係者は待ちわびた入港を歓迎し、今後の巻き返しに期待を込めた。 水揚げしたのは、昨年も実績がある.....
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 久慈港で7日、岩手県大船渡沖で操業した巻き網船がサバ72トンを水揚げした。巻き網船によるサバのまとまった水揚げは今季初で、昨年より約2週間遅い。関係者は待ちわびた入港を歓迎し、今後の巻き返しに期待を込めた。[br][br] 水揚げしたのは、昨年も実績がある静岡県の第28浜平丸。魚体はやや小ぶりで、久慈市営魚市場での競りでは1キロ当たり115~110円で取引された。缶詰などの原料となる。[br][br] 市や市漁協は巻き網船団の誘致活動を展開しており、昨年はサバが計8回、695トン水揚げされた。今年は水揚げの本格化が大幅に遅れ、関係者は危機感を募らせている。[br][br] 市漁協の大向幸弘参事は「例年のパターンはあてにならない」としつつ、「まずはようやくスタートできた。ここから水揚げが続き、魚体も大きくなってくれたら」と話した。今季初入港した巻き網船が水揚げしたサバ=7日、久慈港