母子支援事業を強化 母子健康包括支援センター「SANぽぽ」開設/三戸町

SANぽぽの相談室で絵本を読む武士澤さん親子
SANぽぽの相談室で絵本を読む武士澤さん親子
三戸町は2日、町役場の町保健センター内に母子健康包括支援センター「SANぽぽ」を開設した。専用の相談室を新たに設けたほか、助産師1人を新たに配置。関係機関との連携を進めて、妊産婦の継続的にサポートする。 町はSANぽぽ開設に伴い、母子の支援.....
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 三戸町は2日、町役場の町保健センター内に母子健康包括支援センター「SANぽぽ」を開設した。専用の相談室を新たに設けたほか、助産師1人を新たに配置。関係機関との連携を進めて、妊産婦の継続的にサポートする。[br][br] 町はSANぽぽ開設に伴い、母子の支援事業を強化。出産後の家庭訪問の回数を増やすほか、母子ごとに「ぷれママ支援プラン」「子育て支援プラン」を策定する。さらに、育児の孤立化を防ぐため「親子ふれあい教室」などを企画する。[br][br] 専用相談室は町役場1階の健康推進課窓口前に個室を設置。来訪者のプライバシーを守り、気軽に相談できるようにした。[br][br] 福田純子保健師長は「産後1~2週間は産後うつになる傾向が特に強まる。助産師や保健師でしっかりコミュニケーションを取り、母子をサポートしていきたい」と力を込める。[br][br] 10月30日には「SANぽぽ」の愛称命名式を実施。57点の応募から採用された同町の看護師武士澤麗さん(34)に、松尾和彦町長が名付け親証明書と記念品を手渡した。[br][br] 夫の勝利さん(40)、長男啓心ちゃん(3)、丸琥(まるく)ちゃん(10カ月)と共に出席した武士澤さんは「三戸の『三』、太陽の『SAN』を、たんぽぽの明るいイメージに重ねた。町の子どもたちが元気に育ってくれたら」と話した。[br][br] 利用時間は平日の午前8時15分~午後5時。問い合わせはSANぽぽ=電話0179(20)1152、メールアドレスsanpopo@town.sannohe.lg.jp=へ。SANぽぽの相談室で絵本を読む武士澤さん親子