公園壁面の縄文アート完成 住民参加でペイント/八戸市是川地区

「縄文アート」が描かれた壁面で遊ぶ子どもたち
「縄文アート」が描かれた壁面で遊ぶ子どもたち
八戸市の是川団地町内連合会(佐々木春雄会長)と是川地区振興会(下舘敏会長)は3日、同市の是川中央公園にあるコンクリート製の壁面に描いた「縄文アート」の完成記念イベントを開いた。壁面から幕が外され壁画がお披露目されると、集まった大勢の地域住民.....
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 八戸市の是川団地町内連合会(佐々木春雄会長)と是川地区振興会(下舘敏会長)は3日、同市の是川中央公園にあるコンクリート製の壁面に描いた「縄文アート」の完成記念イベントを開いた。壁面から幕が外され壁画がお披露目されると、集まった大勢の地域住民から盛んな拍手が上がった。[br][br] 是川遺跡発掘百周年を記念した「是川縄文アートプロジェクト」の一環。市内外から募集した縄文アートの原画を基に、同プロジェクトメンバーの八戸学院大短期大学部准教授の佐貫巧さんが、水色やピンクの明るい2色の市松模様や、国宝「合掌土偶」の顔や手があしらわれた図案を制作。壁面へのペイントには、地域住民も参加した。[br][br] 寄せられた56点の原画は壁面の裏に飾られ、うち16点には賞が贈られた。最優秀賞には南部町立福田小6年の杉沢空良君(11)の、赤色の背景に鎮座する合掌土偶が描かれた「神の祈り」が選ばれ、賞状と特製Tシャツが贈られた。[br][br] 杉沢君は「是川遺跡のすごさや素晴らしさを表現したかった。思い切って描いてみて良かった」と喜びを語った。[br][br] イベントでは是川地区の保育園児による「是川縄文夢太鼓」や、歌手の前河原チカ子さんによる「是川音頭」の披露もあり、大いに盛り上がった。「縄文アート」が描かれた壁面で遊ぶ子どもたち