八戸税関9月貿易概況 貿易額7カ月連続で減少

八戸税関支署は29日、9月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港とむつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比28・7%減の180億2200万円で、7カ月連続の減少となった。前年同月に輸入額が大きかった石油ガス類や鉛鉱などの輸.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸税関支署は29日、9月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港とむつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比28・7%減の180億2200万円で、7カ月連続の減少となった。前年同月に輸入額が大きかった石油ガス類や鉛鉱などの輸入が減ったことが響いた。[br][br] 輸出額は5・1%増の103億7千万円と2カ月連続の増加。半導体製造装置など中国向けの一般機械(21億5300万円)や台湾向けの鉄鋼(24億9500万円)などが増えた一方、タンカー(44億6千万円)や、中国向けの魚介類および同調製品(3億4600万円)などが減った。[br][br] 輸入額は50・3%減の76億5200万円と大幅減になり、6カ月連続のマイナス。飼料用としてブラジル産の植物性油かす(9億4600万円)や米国などからのトウモロコシ(14億2900万円)が順調だった一方、液化天然ガス(LNG)などの石油ガス類(400万円)やウッドチップ(6億800万円)が少なかった。[br][br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が116本減の697本、輸入は132本減の1058本。八戸港に入港した外国貿易船は6隻少ない31隻だった。