久慈でメガソーラー竣工式/双日など

ソーラーパネルを背にテープカットを行う関係者=2日、久慈市
ソーラーパネルを背にテープカットを行う関係者=2日、久慈市
総合商社大手の双日(東京、藤本昌義社長)などが手掛ける、久慈市侍浜町堀切第11地割の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し2日、現地で竣工(しゅんこう)式が開かれた。発電容量は市内最大の12メガワットで、一般家庭4千世帯分の電力消費量に.....
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 総合商社大手の双日(東京、藤本昌義社長)などが手掛ける、久慈市侍浜町堀切第11地割の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し2日、現地で竣工(しゅんこう)式が開かれた。発電容量は市内最大の12メガワットで、一般家庭4千世帯分の電力消費量に相当する。[br][br] 事業主体は、同社と三菱UFJリースが出資する未来創電侍浜合同会社(東京)。施設名は久慈侍浜太陽光発電所で、昨年11月から商業運転している。双日グループは六ケ所村をはじめ、国内12カ所で太陽光発電事業を手掛ける。[br][br] 地元の侍浜牧野農協(田村英寛組合長)から借り受けた約47ヘクタールの土地に整備した。固定価格買い取り制度に基づき20年間、東北電力に全量売電する。事業費は非公表。[br][br] 式には藤本社長、遠藤譲一市長ら関係者約50人が出席。神事に続いてテープカットを行い、竣工を祝うとともに、順調な運転の継続を願った。[br][br] 藤本社長は「積雪が少なく、日照時間も長いこの地域は太陽光発電に向く」と強調。「会社として太陽光の新たな計画はないが、今後は風力などのノウハウも身に付けたい」と述べ、同市が調査を進める洋上風力発電に関しても協力していく考えを示した。ソーラーパネルを背にテープカットを行う関係者=2日、久慈市