山美組合長(八戸農協)の推薦案否決 再び白紙に/県農協中央会

青森県農協中央会は1日、青森市で役員推薦会議を開き、新副会長に立候補した八戸農協の山美喜正組合長(68)の推薦案を否決した。出席者によると、採決の結果、賛成2票、反対2票で規則上可決に必要な3分の2以上の賛成数に届かなかった。県中央会は5日.....
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 青森県農協中央会は1日、青森市で役員推薦会議を開き、新副会長に立候補した八戸農協の山美喜正組合長(68)の推薦案を否決した。出席者によると、採決の結果、賛成2票、反対2票で規則上可決に必要な3分の2以上の賛成数に届かなかった。県中央会は5日の臨時理事会で会議内容を報告するが、混迷する副会長選びが決着するめどは立っていない。[br][br] 辞任した前副会長の後任を巡り、候補者の山美氏は9月15日の臨時理事会で一度否決された。23日に県中央会が選び直しの方針を決め、山美氏だけが立候補した。[br][br] 非公開の会議では、出席者から「否決された人をもう一度出すのはどうだろうか」「道義的におかしい」など再立候補に対して否定の声が上がったという。[br][br] 山美氏は取材に「否決の真意が分からない。何か悪いことをしたつもりはない」と困惑の色を浮かべ、「これから誰もが納得できる形で落ち着くのだろうか。(再立候補は)考え直さないといけない」と語った。