グローバルGAP認証審査始まる/下北ワイン用のブドウ

生産工程管理の取り組みを審査会社の担当者(手前)に説明するエムケイヴィンヤードの関係者=1日、むつ市川内公民館
生産工程管理の取り組みを審査会社の担当者(手前)に説明するエムケイヴィンヤードの関係者=1日、むつ市川内公民館
ワイン用ブドウを栽培するむつ市川内町の「エムケイヴィンヤード」(北村良久代表)で1日、農産物の安全管理に関する基準を定めた国際規格「グローバルGAP」の認証審査が始まった。ブドウで取得すると東北地方初となり、世界基準の“お墨付き”による商品.....
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 ワイン用ブドウを栽培するむつ市川内町の「エムケイヴィンヤード」(北村良久代表)で1日、農産物の安全管理に関する基準を定めた国際規格「グローバルGAP」の認証審査が始まった。ブドウで取得すると東北地方初となり、世界基準の“お墨付き”による商品の信頼性や企業価値向上が期待される。[br][br] 同社は下北ワインを製造、販売する「サンマモルワイナリー」(同市)のグループ会社。エムケイ社は2018年、リンゴ、コメ、メロンで取得実績がある青森県立五所川原農林高と連携協定を締結し、取得に向けた助言を受けてきた。[br][br] 同日は審査会社の担当者がエムケイ社のほ場を視察したほか、同市川内公民館では生産工程、品質やリスク管理、作業員の安全確保の取り組みなどについて各種書類を通じて審査した。審査は2日までで、結果は2カ月以内に判明する見通し。[br][br] 同社圃場管理部の築舘文徳部長は取材に対し、「安全対策や品質の向上に加え、作業効率アップも期待できる」とメリットを強調。審査合格に向けた決意を示した。生産工程管理の取り組みを審査会社の担当者(手前)に説明するエムケイヴィンヤードの関係者=1日、むつ市川内公民館