三戸、田子町商工会が広域連携協定

広域連携に関する協定書に調印した(右から)井畑博明氏、高橋敏氏、井上浩氏=29日、田子町
広域連携に関する協定書に調印した(右から)井畑博明氏、高橋敏氏、井上浩氏=29日、田子町
三戸町商工会(井上浩会長)と田子町商工会(井畑博明会長)は29日、サービス向上や業務効率化などに関する広域連携協定を締結した。両商工会三役で構成する協議会を新設し、井上氏が会長、井畑氏が副会長に就任。会員数の減少が喫緊の課題となる中、連携に.....
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 三戸町商工会(井上浩会長)と田子町商工会(井畑博明会長)は29日、サービス向上や業務効率化などに関する広域連携協定を締結した。両商工会三役で構成する協議会を新設し、井上氏が会長、井畑氏が副会長に就任。会員数の減少が喫緊の課題となる中、連携によって組織と地域経済の活性化を目指す。[br][br] 両商工会の会員数を見ると、三戸は296人(16日現在)、田子は191人(4日現在)。2010年3月末時点と比較すると共にに10年間で約30人減少している。[br][br] 両商工会は連携の例として、▽複数職員のチームによる経営指導▽職員の巡回範囲の拡大▽重複する事務処理の一元化―などを提示。若手の起業促進やイベントの共同開催も検討するという。[br][br] 29日、田子町商工会館で開いた締結式では、井上、井畑両氏と、立会人である県商工会連合会の高橋敏副会長が協定書に調印した。[br][br] 井上氏は「商工会の業務継続のためには限られた財源と人材を効率よく活用していくことが必要」、井畑氏は「若手対象のセミナー開催などを通じ、活気ある商工会にしていきたい」とあいさつを述べた。[br][br] 協議会では本年度中に事業内容を検討。来年5月に予定される両商工会の総会での承認を経て、本格的に連携をスタートする。広域連携に関する協定書に調印した(右から)井畑博明氏、高橋敏氏、井上浩氏=29日、田子町