「下北ワインオーナー」の特典拡充 弘大生のアイデア採用

学生たちはビデオ会議システムを活用し、下北ワインオーナー制度の新たな特典を発表した
学生たちはビデオ会議システムを活用し、下北ワインオーナー制度の新たな特典を発表した
むつ市川内町のサンマモルワイナリー(北村良久社長)は「下北ワインオーナー制度」をリニューアルした。これまではオーナー限定ワインなどを贈るだけだったが、弘前大生3人が提案したワイン割引販売や、ブドウ収穫体験などのアイデアを採用。特典とサービス.....
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むつ市川内町のサンマモルワイナリー(北村良久社長)は「下北ワインオーナー制度」をリニューアルした。これまではオーナー限定ワインなどを贈るだけだったが、弘前大生3人が提案したワイン割引販売や、ブドウ収穫体験などのアイデアを採用。特典とサービス拡充による新たなオーナー獲得を目指す。[br][br] 同制度は市場に出回らない若木の希少ワインを飲むことができ、継続することで味の変遷を楽しむことができる。2018年に同社でインターンシップを体験した同大の学生が立ち上げた。[br][br] 今回、制度の拡充を考案したのは、今年のインターン生で、人文社会科学部2年の安部真之介さんと佐々木友喜さん、理工学部2年の難波恵汰さん。8月19日から約1カ月間、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用し、オーナーへのアンケート結果を基に、北村社長らと議論を重ね、内容充実を図った。[br][br] 今月28日にはZoomで成果報告会が開かれた。従来は一口年間3万円を払い、オーナー限定ワインなど9~12本(計3万3千円以上)を受け取れるだけだったが、新たにワインの1割引き購入や、青森ヌーヴォーなどの限定ワインを先行予約できる学生のアイデアを採用。下北ワインに合う料理レシピの提供、原料のブドウ収穫体験といったサービス向上にも取り組んでいくことにした。[br][br] 北村社長は「顧客目線で期待以上のアイデアを提案してくれた」と感心していた。学生たちはビデオ会議システムを活用し、下北ワインオーナー制度の新たな特典を発表した