MCCユニテック 10月、「新菱」(北九州)に統合

化学製品の製造販売などを手掛ける三菱ケミカル子会社のMCCユニテック(八戸市、橋本雄二社長)が、10月1日付で三菱ケミカルグループの「新菱(しんりょう)」(北九州市、江藤俊郎社長)に統合することが24日、分かった。統合によって開発・製造技術.....
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 化学製品の製造販売などを手掛ける三菱ケミカル子会社のMCCユニテック(八戸市、橋本雄二社長)が、10月1日付で三菱ケミカルグループの「新菱(しんりょう)」(北九州市、江藤俊郎社長)に統合することが24日、分かった。統合によって開発・製造技術などの集約を図り、企業としての競争力を強化するのが狙い。現在のMCCユニテックは「新菱八戸工場」となるが、約150人の従業員は引き続き雇用される見通し。[br] MCCユニテックは、旧日東化学工業の関連会社として1962年に設立された「日東ユニテック」が前身。その後、三菱グループと日東化学工業との合併や再編などを経て、2017年に現社名に。現在は化学製品の製造販売のほか、各種環境測定、下水道処理施設の維持管理などを行っている。[br] MCCユニテックを統合する新菱は、化学製品の製造販売などを手掛ける。企業の総合力を高めるため、新菱を存続会社とし、MCCユニテックのほか、同じく三菱ケミカル子会社の小名浜蒸溜(福島県いわき市)を吸収合併するほか三菱ケミカルの一部事業を継承することを決定。新菱八戸工場の工場長にはMCC社の平田祐司取締役製造部長が就く予定だという。