青森県漁業信用基金協、全国協会との合併祝う 10月から全国協会青森支所に

記念祝賀会であいさつする奈良岡修一理事長=24日、青森市
記念祝賀会であいさつする奈良岡修一理事長=24日、青森市
中小漁業者への融資保証事業を手掛ける青森県漁業信用基金協会(奈良岡修一理事長)は24日、全国漁業信用基金協会(東京)との合併を祝う記念祝賀会を青森市で開き、県内漁業の経営基盤の強化と持続的な発展を誓った。県協会の業務内容や職員は変わらず、1.....
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 中小漁業者への融資保証事業を手掛ける青森県漁業信用基金協会(奈良岡修一理事長)は24日、全国漁業信用基金協会(東京)との合併を祝う記念祝賀会を青森市で開き、県内漁業の経営基盤の強化と持続的な発展を誓った。県協会の業務内容や職員は変わらず、10月1日から全国協会の青森支所として運営する。[br] 合併方針は今年6月に決定。県内漁業の経営環境が悪化し続けている状況を改善しようと合併に踏み切った。県協会によると、今月18日に農林水産相と金融庁長官から合併の認可が下りた。[br] 祝賀会には県内漁協の各組合長や関係市町村の首長など約90人が出席した。[br] 奈良岡理事長は「ハマの金融を支えられるよう、今まで以上に努力していきたい」とあいさつ。来賓の青山祐治副知事は「水産業は厳しい状況に直面している。漁業者の支援を引き続きお願いしたい」と述べた。[br] 県協会は1953年に設立。2020年9月現在の保証残高は約45億円。記念祝賀会であいさつする奈良岡修一理事長=24日、青森市