韓国ソウル線、冬季ダイヤ全日程運休/大韓航空

青森空港発着の国際定期便、韓国ソウル(仁川(インチョン))線を運航する大韓航空は11日、新型コロナウイルスの影響で、2020年冬季ダイヤ(10月25日~21年3月27日)の全日程の運休を決定したと発表した。同社はこれまで、感染状況を見ながら.....
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 青森空港発着の国際定期便、韓国ソウル(仁川(インチョン))線を運航する大韓航空は11日、新型コロナウイルスの影響で、2020年冬季ダイヤ(10月25日~21年3月27日)の全日程の運休を決定したと発表した。同社はこれまで、感染状況を見ながら1カ月単位で運休を延長する措置を取っていた。同社日本地域本部は「収束の見通しが立たず、長期の運休を決断した」と説明している。[br] 現在、日本と韓国の間では感染拡大防止のため出入国制限を実施。同路線は3月8日から運休しているが、感染の状況次第では運航が再開する可能性もある。[br] 同路線は通常、週3往復で運航。近年はインバウンド(訪日外国人客)の増加を受け、17、18年には冬季の運航が週5往復に増便された実績もあり、青森の冬の観光を支える“ドル箱”路線だった。県交通政策課は「冬季観光に期待を寄せていたので残念。引き続き情報収集をして、再開に備えたい」と述べた。[br] 一方、県によると、同空港の国際定期便、台湾・台北(桃園)線を運航するエバー航空(台湾)が週5往復体制での冬季ダイヤの運航を国土交通省に申請したことを確認した。同路線は2月から運休している。