「クマさんできたよ」六ケ所・泊地区の伝統食「くじら餅」づくりに挑戦

クマを模したくじら餅づくりにチャレンジする参加者
クマを模したくじら餅づくりにチャレンジする参加者
六ケ所村立郷土館は6日、村中央公民館で泊地区の伝統食「くじら餅」の調理体験会を開いた。村内外からの参加者10人が、クマを模したくじら餅づくりにチャレンジした。 くじら餅は山形県新庄市を発祥する上新粉や砂糖を使ったお菓子。色を付けてパーツを作.....
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 六ケ所村立郷土館は6日、村中央公民館で泊地区の伝統食「くじら餅」の調理体験会を開いた。村内外からの参加者10人が、クマを模したくじら餅づくりにチャレンジした。[br] くじら餅は山形県新庄市を発祥する上新粉や砂糖を使ったお菓子。色を付けてパーツを作ることでさまざまな形も表現することができる。村内では泊地区で昔から親しまれており、お盆や彼岸、法事などさまざまなイベントで振る舞われてきた。[br] 調理体験会は、地域の食文化を多くの人に伝えようと毎年開催している。[br] 同日は泊地区の平浜光子さんが講師を務めた。参加者はパーツごとに生地へ色を付けた後、指定された順に巻き込んでひとかたまりの餅に調理。切り出すと金太郎飴のようにクマの顔が出てきて、子どもたちが歓声を上げていた。[br] 母親と参加した同村立尾駮小3年の高田恭花(きょうか)さん(9)は「鼻の部分がうまくできた。出来は90点ぐらい」と満足げな様子だった。クマを模したくじら餅づくりにチャレンジする参加者