町民有志が奉納太鼓 熊野神社でコロナ収束願い/六戸

六戸囃子の演奏を奉納するメンバー
六戸囃子の演奏を奉納するメンバー
新型コロナウイルスの影響により、毎年恒例の「六戸秋まつり」が中止となった六戸町。同町犬落瀬の熊野神社で6日、秋季例大祭の神事に続いて、町内有志でつくるお囃子(はやし)演奏団体「囃子や一はじめ」(田中健一代表)が、新型コロナの早期終息と来年の.....
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 新型コロナウイルスの影響により、毎年恒例の「六戸秋まつり」が中止となった六戸町。同町犬落瀬の熊野神社で6日、秋季例大祭の神事に続いて、町内有志でつくるお囃子(はやし)演奏団体「囃子や一はじめ」(田中健一代表)が、新型コロナの早期終息と来年の祭り開催を願い、太鼓演奏を奉納した。[br] 行事の中止が相次いだ町内を祭り囃子で少しでも元気付けたい―と、同団体が企画。町役場を通じて神社に協力を提案し、初の奉納太鼓が実現した。[br] 感染拡大を防ぐため、秋季例大祭は神輿行列を見合わせるなど規模を縮小。4日から6日にかけて、神社関係者と氏子の代表者たちのみで神事を行った。[br] 囃子や一のメンバー6人は、神社の拝殿前で六戸囃子の演奏し、笛と太鼓の明るく優雅な音色を境内に響かせた。田中代表は「(初の奉納太鼓に)緊張したが、いつも通りの演奏ができた」と話した。[br] 宮司の田中靖士(やすひと)さん(65)は「祭りのない今年は、神様も寂しかったと思う。奉納太鼓の協力は本当にありがたい」と感謝の言葉を述べた。六戸囃子の演奏を奉納するメンバー