コロナ感染の男性警官を本部長訓戒/青森県警

新型コロナウイルスに感染した青森県警の20代男性警察官が上司への必要な報告を怠ったなどとして、本部長訓戒処分を受けていたことが3日、関係者への取材で分かった。処分は2日付。 男性警察官は、感染が確認された派遣型風俗店勤務の20代接客業女性と.....
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 新型コロナウイルスに感染した青森県警の20代男性警察官が上司への必要な報告を怠ったなどとして、本部長訓戒処分を受けていたことが3日、関係者への取材で分かった。処分は2日付。[br] 男性警察官は、感染が確認された派遣型風俗店勤務の20代接客業女性と7月8日に青森市内で接触した。その後、市からPCR検査の要請があったが、「心当たりがない」と拒否し、熱や倦怠(けんたい)感などの症状が出た15日になって上司へ申告。同日夜に救急搬送され、抗原検査の結果、陽性が判明した。[br] 申告するまでの間は通常勤務し、出張した十和田市では、複数店舗で同僚らと会食していた。[br] 県警は、男性警察官の行為は懲戒処分に該当しないものの、感染者と接触しながら上司への報告を怠ったことなどが規律違反に当たると判断したもようだ。[br] 県警監察課は処分を公表していない。取材に「発表事案ではないので、コメントは差し控える」とした。