19年度一般会計決算、6億5778万円の黒字/三沢市

三沢市は1日、2019年度一般会計決算を公表した。歳入234億3282万円、歳出227億2542万円で、20年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支は6億5778万円(前年度比1億808万円増)の黒字となった。 財政健全化を判断する各指標の.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市は1日、2019年度一般会計決算を公表した。歳入234億3282万円、歳出227億2542万円で、20年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支は6億5778万円(前年度比1億808万円増)の黒字となった。[br] 財政健全化を判断する各指標のうち、実質公債費比率は10・1%(0・2ポイント減)、将来負担比率は74・7%(3・5ポイント減)で、共に早期健全化基準をクリアした。[br] 財政構造の弾力性を示す経常収支比率は92・3%で、前年度より1・1ポイント上昇。歳出の扶助費や繰出金が増加した半面、歳入の地方消費税交付金が減少したため。財政調整基金の残高は21億2010万円。[br] 国民健康保険や後期高齢者医療など6特別会計は全て黒字を確保した。[br] 同日は、20年度一般会計補正予算案も公表した。補正は3億2810万円を追加、総額276億6049万円。主な歳出は、庁舎内のネットワークシステムに庁舎外からアクセスできる仕組み作りなど、リモートワーク環境の整備を進めるために必要な業務委託料9086万円。[br] 決算と補正予算は7日開会の市議会定例会に提案する。